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2013年03月16日

「ジェノサイド」高野和明〜ページをめくるたび、物語が壮大に広がってく!

まさか、人類の存続にまで、スケールが大きな話になるとは・・・。
圧倒的なエンターテイメント作品!



『ジェノサイド』
<感想(ネタバレなし)>

このミステリーがすごい2012年1位!
2012年本屋大賞2位!
第65回日本推理作家協会賞受賞!
などなど。
評判が高いので、これは一度読んでみなければ・・と、
手に取って読んでみました。

「どれどれ」
最初の数ページから、ドラマ『24』のように、なんだかアメリカ大統領が出てきて、早くも大変なことになりそうです。そして、登場人物や設定が海外のため、
「むむ。。。頭にすんなり入ってこない」
横文字が続くと、頭がフリーズしてしまう私は(笑)、最初の設定を理解するのに、えらい時間がかかりました。

でもですよ、途中から、読むスピードが上がってくるんです。

舞台が日本になり、主人公の一人、古賀研人に5日前に亡くなった父からメールが来たあたりからです。
「死んだはずでは?生きているのか?」
メールの指示通り行動すると、父の準備は非常に行き届いており、
500万円の資金が準備され、アパートに研究施設が用意され、
この行動は他の者に知られないようにしなければならない。
知られると大きな危険が潜んでいる。
まるでスパイ映画を見ている気分になります。

こうなってくると、次にどうなるかが、気になってくるんですよね。

そして、最初に読むのに苦労していた、海外が舞台の話も、日本が舞台の話と徐々に絡み合ってきます。
見えなかった伏線が、徐々に徐々に、つながってくるんです!
そのつながり方が、全く想像もしない形でつながっていくので、
「いったい、どういう頭の構造をしているんだろう!?」と作者の創造性に、感服します。

本自体は、結構分厚いのですが、ぐいぐい引き込まれますので、この小説は私は好きでした。

内容については、絶対、賛否両論になると思います。
というのは、科学的根拠から考えると、なんだかこーだか。
とか博識な方だと、すんなり入ってこないと思うのですが、私のように単細胞な者だと、
「すごい、しっかりした設定!」
と思って、すべて納得して読んでました。
まあ小説の世界は、自由な世界ですから、UFOが出ても、幽霊が出ても、なんでもいいと私は思ってます。
ただし、現実にありそうなくらい細かく考えてあると、リアルに感じて、その世界にのめり込めます。この作品は間違いなくのめり込める作品だと思います。

あと、この小説は、ネタバレして読まない方がいいです。
というか、まったく想像もつかない展開になっていきます。
また展開のスピード感があり、緊張感持って読むことができます。

一度読んでみてください。
自分たちの「未来」を考える、いいきっかけになる作品ですね。




タグ:高野和明
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posted by トヨッコ at 19:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 高野和明 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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