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2013年02月23日

リング

「くーる、きっとくるー、きっと来るー!」

「ひやー、やめてー!」(T_T)笑

映画で流れる歌ですが、耳から離れないですよね。


これは有名ですね。
誰もが知ってますが、私はホラー小説としての紹介でなく、
ミステリー・サスペンスとして紹介します。


『リング』
<感想(ネタバレなし)>
前にも書きました通り、私は学生時代に、この作品に出会いました。
それから最近、また読み直してみました。

「やっぱり、面白い」
何度読んでも、引き込まれるストーリー。
素晴らしい作品です。

初めて読むとなると、なかなか勇気がいる作品だと思います。
めちゃめちゃ怖いからです。
とりあえず、私が読んだ作品の中で、群を抜いて怖いです!

ちなみに、私はホラーが結構苦手です。
なんか「怖がらせよう」という意図が感じられて、いじわるだ!(笑)と思ってしまって、お化け屋敷も、ホラー映画も、小説もできれば避けて通りたいぐらいです。
そんな私が『リング』を初めて読んだときは、
「怖すぎてページがめくれない」という事態に陥りました(笑)

でも、あっという間に読み切りましたが、その理由は、
「話の展開が、まったく予想外に進むので、次々ページをめくりたくなる」からです。
筆者の力が、いかにすごいか、感服させられます。

今の10代〜の人は、この作品は映画で見たことあっても、小説で読んでいる人は、少ないかもしれません。なぜこの作品を機に、ホラーブームが起きたのか!?
小説を一度読んでみてください。
今、読んでも、圧倒的なストーリーの面白さに、舌を巻くと思います。

<さらに感想(少しネタバレあり)>
--自分の姪を含む、高校生グループが、不可解な死に方を、しかも同じ日にしているという共通点に、気が付いた、雑誌記者の浅川。その怪死の原因が、一本のビデオテープであることを突き止める。--

いや、この時点で、すごい引き付けられるストーリーですよね。
でも、今では『リング』の爆発的ヒットにより、同じようなストーリーの作品がありふれてるので、目新しくはないかもしれません。

しかし、この『リング』を爆発的ヒットに導いた要因が、ここだと思います。

高山竜司の登場
この異常犯罪者のようなキャラクター・・とても正義の味方とは思えません(笑)
しかし、抜群の頭の良さ。そしてどんな過酷な状況でも耐えられる、不屈の精神。
浅川の不幸中の幸いは、高山竜司が知り合いだったということ!
ビデオの呪いを解明するには、このぐらいの犯罪者レベルの悪人が必要と、読んでいると、つくづく感じてきます。まさに毒を持って毒を制す。

山村貞子
もうすでに、名前だけで怖いという、強烈なインパクト。
おそらく、この後に出てくるホラー小説のどの作品と比べても、
これほど恐怖を感じる存在感のあるキャラクターは、出てこないでしょう。
どっから、こんな発想のキャラクターを誕生させたのでしょう。
鈴木光司さん、すごいですよね。
『リング』では、山村貞子は、回想などでは出てきますが、実際には一度も登場しません。というかすでに死んでしまってます。
一度も出てこないのに、なんでこんなに存在感があるのでしょう。
しかも、なんでこんなに怖くなるのでしょう。

私はこの作品の中で、山村貞子の呪い「ビデオを見たら7日後に絶命する」という、人間の世界で理解できない事柄を、高山竜司がちゃんと論理的に考え、謎を解いていくという、この「謎解き」が本当に面白い作品だと思います!
7日で何ができるのか、誰が作ったビデオテープか、呪いということが現実的にあるのか。あまりにも手がかりが少ない絶望的な状態を、高山竜司はものともせず、普通の人なら気分が悪くなるビデオテープを何度も研究し、最後の方のシーンでは、井戸の中にまで入っていくという、人並み外れた精神力が、読んでいて痛快です!
そして最後の最後に、期待を裏切られる展開が、衝撃でした。

ですので、私はホラーでなく、ミステリー・サスペンスとして捉えて読んで、「最高に面白い!」と思いました。皆さんもそういう視点で、一度ご覧になってみてください。

「くーる、きっとくるー、きっと来るー!」
(T▲T)



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posted by トヨッコ at 19:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 鈴木光司 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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