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2014年04月16日

「インビジブルレイン」誉田哲也〜ストロベリーナイトシリーズ第4作は姫川が追い込まれた!?




「インビジブルレイン」
作者:誉田哲也

概要

『インビジブルレイン』は、2009年に光文社から刊行された誉田哲也の警察小説。姫川玲子シリーズ第4作。
同じ姫川玲子シリーズの第1作と同じ『ストロベリーナイト』のタイトルで映画化され、2013年1月26日に公開された。これまで姫川玲子は警視庁や姫川班という後ろ盾があった中で活躍していたのに対し、本作では警視庁上層部の圧力に晒され、誰にも頼れない状況下での姫川の単独捜査、そして彼女自身の禁断のラブロマンスが描かれる。そして本作をもって姫川班、ひいてはシリーズの転換点とも言える結末を迎える。冒頭には物語のキーパーソンである柳井健斗のモノローグが挿入されている。
『インビジブルレイン』というタイトルはポリスの楽曲「インビジブル・サン」から着想を得たもの。

あらすじ

小林充というチンピラ暴力団員が殺害される事件が発生する。姫川玲子率いる姫川班の所属する捜査一課は、この事件を組織犯罪対策第四課(組対四課)と合同で捜査することになった。そんな中、謎の女性の通報から、容疑者として柳井健斗という青年の存在が浮上する。9年前、父親に殺害されたとされている柳井の姉は、生前小林の恋人だった。実は彼女は小林に殺害されたのだが、柳井が復讐のため小林を殺害したとなれば、姉の事件で柳井の父を容疑者として追及し、自殺に追いやった警察の不祥事が明るみになることとなる。これを避けたい上層部は捜査本部の刑事部に「柳井健斗」の名前が出ても一切追求するなという命令を下す。納得出来ない姫川は単身捜査に挑むが、その先に謎の女性の存在が見え隠れしていた。
一方、極清会の会長・牧田勲も柳井の事を探していた。彼は自らの組を傘下に収める大和会系石堂組の中で、石堂組若頭・藤元の造反とも取れる行為による内部瓦解を食い止めるため、柳井が持っているという情報を欲していた。
そして「柳井健斗」の存在を軸に姫川と牧田は邂逅、2人は互いに惹かれあっていくが、やがてその禁断の恋は事件を衝撃の結末へと導いていく。

感想(ネタバレなし)

姫川が刑事の立場より、1人の女として、その場の勢いでしてしまいます。
「え〜菊田じゃないの?」と思ってしまいました・・^^;
菊田としては、ずっと姫川を支えてきただけに、歯がゆいでしょう。
私も読んでて歯がゆくなりました。
その姫川を奪った相手は牧田。
犯人と思わしき人物に恋してしまうのです!

刑事としての自分を貫くのか。
女として素直に気持ちに身を委ねるのか。

というか、そんな選択肢をしている姫川は、らしくない!
刑事として、冷静で、直感的で、情熱的な姫川であって欲しい!って思う私は、今回のストーリーはとてもハラハラしました^^;

もしかして今までのシリーズで、刑事として、一番姫川が追い込まれた話なのではないでしょうか。
予想外の展開で、姫川がピンチになるのが、この作品の一番の醍醐味でしょう。

またミステリーとしては、今回、シンプルそうにみえて、結構複雑な話でした。
映画も見ましたが、私は先に小説を読んでましたので、
「映画にすると、スピーディーな展開だな〜」
映画としてのデキはすごいよかったです!緊張感もハンパなかった!
でもこの複雑なストーリーを、映画にするためには、やっぱこんくらいスピーディーなんだなって感じでした。

小説では、その複雑なストーリーは、誉田哲也さんならではのテンポある展開で、どんどん先が気になりながら読めます。

ヤクザの抗争から、警察組織の闇もあり、重厚なストーリーでした!







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posted by トヨッコ at 17:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 誉田哲也 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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