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2013年03月23日

「新参者」東野圭吾〜まったく事件と関係なさそうなところから謎を解く加賀刑事

『このミステリーがすごい!2010』1位
って聞くだけで、読みたくなるのは、私だけでしょうか?(笑)

東野圭吾作品、加賀恭一郎シリーズとなれば、
読む前から面白いのは確信してました!

間違いなかったです。


『新参者』
<感想(ネタバレなし)>
まず、この作品は9つの話が徐々につなぎ合わさり、ストーリーが展開していきます。
東野圭吾さんお得意の、神懸った伏線描写が、今回も炸裂してます。
この伏線の描き方・・いつも感服してしまいます。

加賀恭一郎氏は、本線と全く関係なさそうなところを、コツコツ解決していきます。
そして終盤に、別々だった話が、つながっていくのは、読んでいて、すごく快感です!笑

それにしても、今回も発揮している、「洞察力」
恐ろしい刑事です。
今回はなぜか、Tシャツ姿のカジュアルな恰好してます。
しかし!それもちゃんと意味あってのこと。
この加賀刑事の、すべての人に対する配慮が「粋」なんですよね〜。

登場人物は、皆ちょっとずつ「隠し事」をしています。
刑事は、相手の嘘や隠し事を見抜くプロですから、どうやって見抜いていくかが、ミステリー小説を読む時の楽しみのひとつですが、加賀恭一郎シリーズは、いつも十二分に楽しめます!

しつこいですが、すごい「洞察力」!こまかい描写を書くとネタバレしちゃうんで、これは読んだ方の楽しみにとっておきましょう。
(私もこのブログで粋な感じを出したい笑)

ストーリーを簡単に触れておきますと、
舞台は東京都日本橋。人情あり風情を感じるこの町で殺人事件が起きます。ひとり暮らしの四十代女性の絞殺死体です。とても恨まれるような人柄と思えない人物像なのに、殺されたのはなぜか。彼女の行動の中に謎が隠れています。その謎を追うのが、日本橋署に着任したばかりの加賀恭一郎刑事。加賀はまず日本橋の街をじっくり歩き回り、その町の人々と話を重ね、交流していき、周りの人々が抱えているちょっとした問題を解決していきます。事件と全然関係ないように思える、それぞれの事柄は、殺人事件の謎につながっていきます。

謎を作ってしまっているのは、この町が「粋」な町で、人情にあふれているからです。
もーこれ以上はネタバレしそうです。
ぜひ、ご一読を。
心が温かくなる、ミステリーというのは、こういう作品でないと出会えないです。

日本橋っていい町だな。
日本人ってこういう細かな配慮ができていいな。
そんなことを思わせてくれる読後でした。







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posted by トヨッコ at 17:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東野圭吾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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